◆汚部屋板◆

世のお題を汚題として消化して行く絵掲示板の部屋、略して汚部屋板。
消化予定お題:サフヒトお題シェオブお題(配布元にリンク)
*ほぼエロばっかりです!(苦手な人はご注意下さい)

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エロス汚題3「誘惑」  
■タツキ  投稿日:2006/01/13 (Fri) 02:44

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絵:タツキ

誰だって職場に泊まりたいとは思わない。俺だってそうだ。誰が好き好んであんな狭い仮眠室で寝るかよ。食堂で出るのは犬のエサみたいなもんばっかだし。
…けど、帰りたいかって言われたら…そうでもない。ドアを開けた時の暗くて冷たい空気が、たまに怖くなるからだ。いつ部屋に戻れるか判らないから暖房のタイマーも入れられないし、オートセンサーの照明は高価いから玄関にしかついてない。部屋は無音で、ずっと闇が広がってて…誰もいない。

闇に吸い込まれそうで、俺は慌ててダイニングのランプをつける。

******************************

「久し振りに僕の部屋でも来る?手料理でもご馳走しようか」
サーフが珍しくそう言ってきたのは、今日の朝だった。
「…どういう風の吹き回しだ。毒でも食わせるんじゃないだろうな」
「何で君を毒殺しなきゃならないの。何か仕込むなら、もっと有用なクスリを入れてると思うけど。…最近お互い職場でしか会ってないからね、たまにはゆっくりしたくて」
「スケジュールが詰まっているからな。余裕がない」
「余裕は作るものだよ。忙しいって言ってると本当に忙しくなる」

******************************

何が作るものだよ、だ、バーカ。案の定急な仕事入ってやんの。学会に出る上司の手伝いなんて、断わりゃいいのに。だいたい、俺にはすぐ休めだの仮病使えだの言うくせに、自分の進退に関わるコトってなると、何もかもほっぽって…。
…何日ヤってないと思ってんだよ…。

俺のよりは広い部屋に入って、まず暖房をつける。寒くてしょうがない。冷え切ったベッドに腰を下ろすと、がらんどうの部屋がよく判る。
疲れた…。
もういい!このまま寝てやる!どうせ明日になんないと帰ってこねえんだ!

通勤用のスニーカーの紐をほどいて、足を振って蹴飛ばす。壁にぶつかって足跡がついた。
ばたっとベッドに倒れ込む。
珍しく、ベッドが乱れたまんまだ。あいつ結構几帳面なのに…。
そういえば残業続きで寝てなかったら寝坊してたって言ってたな。
案外あいつも余裕ねえなあ。

急に息苦しくなって、シーツに顔を埋めた。
目さえ瞑れば、だだっ広い部屋に誰もいなくたって、気にならない。
サーフは今日の朝までここにいて、んでまた明日の朝には帰ってくる。それだけだ。

…シーツから、サーフの名残を感じる。
施設で顔を合わせることはあるのに…何だか久し振りに嗅いだ…におい…だ。
肌の匂いだからか…。

裸で抱き合った時の、サーフのにおい…。

シーツが自分の体温で温まってくると、サーフの匂いが強まって、俺の腹の下にサーフがいるみたいだ。
あえて目は開かず、俺は手探りでのろのろと服を脱いだ。
ここにサーフがいる、と自分に言い聞かせてみると、結構そう思えてくるから不思議だ。

下を全部脱いで俺のものを触ってみると、そこは半勃ちくらいだった。
"もうここ、こんなになってるよ。期待してたの"
サーフの声を思い出しながらしごくと、やたらと身体が熱くなった。
「…っン…」
"ほら、反応してる…"
「サーフ…」

名前、口にすると…マジでサーフがいるみてえ…。

"上手に自分で擦ってごらん?そう…いいよ"
「っう、サーフ…っ…」

ベッドの脇にサーフが立ってて…俺のことを見てるんだ。

"腰上げてごらん。お尻もよく見せてね"
「サーフ…ぅ…も、だめっ…してっ…」
"ダメだよ。自分で最後までイかなきゃ"
俺は自分の指を舐めて、たっぷり唾液をつけて早いピッチでしごく。サーフのベッドのせいか、いつものオナニーより…興奮する。
"どう?見られて、気持ちいい?"
「イイ…さーふぅ…」
胸をシーツに擦り付けると、硬くなった乳首に当たってすげえ気持ちいい。目が開けられないのは…どうしよう…。そうだ、目隠しだ。

サーフは俺に目隠しして、俺だけベッドに転がして、オナニーしろって言ってるんだ。

「んっく…サーフ…見てぇ…」
"見てるよ。ダラダラ汁が出てきて、ヒートのおちんちん真っ赤だよ?本当にスキなんだね…見られるの"
「はっう…すきぃ…っ…」
"お尻の穴もヒクヒクしてる"
「んっあ…やん…っ」
まずい。自分だけでヤってる時に、ケツは…まずい。絶対その後が欲しくなる…。
"指入れられるよね?自分で慣らしてごらん"
「っあ…は…」
止めようとしているのに、俺の記憶の中のサーフは、残酷にもソコを触れと言ってくる。
"十分濡れてるよ。簡単でしょ?ほら…"
「っはっ…!あぅ…やだぁ…」
ダメだ…!サーフのが…欲しくなっても…いない、のに…
"お尻もしないと、イけないんでしょう?さあ、早く"
「ぁう…サーフ…ッ!い、入れる…っ、からっ…」
"はいはい、じっくり見ててあげるよ。ヒートのお尻"
「…っ、く…っ…、あっぅ…、あ、あついぃ…」
"そうだろうねえ。ヒートったら欲情しすぎてお尻まで真っ赤なんだもの。…どう?濡れてるでしょう"
「んぅあっ!…ぬ、濡れてるぅ…っ!だめぇ…っ、サーフっ…!」
「何がダメなの?どうしたの?そんなに腰振っちゃって」
「はん…っ…欲し…いっ…さーふ…!」
「欲しいって、どこに?」
「お、お尻に欲しい…っ、サーフのぉ…っ…おっきいの入れてぇ…っ」
「いやらしいなあ、ヒートは。僕がいない時の方が大胆なんだね」
火傷しそうなくらいあっついモノが、俺のケツにあたった。
「っひっあ!お、奥まで、入れてっ…!はやくぅ…っ!」
「ふふ、ほんとに淫乱なんだから。焦らす予定が台無しだよ」
サーフの手が俺の腰を引っ掴む。
「っひゃあああっ!あっ、あっ!」
「一気に入っちゃったね。痛くないのかい?」
「っあ…イイ…のぉ…奥っ…突いてぇ…っ!」
「突いてあげるから、力抜きなさい。久し振りだからってそんなにシめないで」
「っはっあっ…むりぃっ…サーフっ、もっとぉっ…」
「やれやれ。裂けても知らないよ」
奥に、奥に…サーフのが…擦れて…熱くて…
「っひゃうっ、イイっ、激しくしてっ、もっ…!」
「こらこら、これで限界だって。僕のじゃ物足りない?」
「やっん…サーフのイイ…っ…い、いつもよりおっきいっ、イイよぉ…っ」
「お互いご無沙汰だからね…ヒートのもすっごくキツい…」
サーフの呼吸が聞こえる…俺とおんなじ…息あがってて…
「サーフっ…ぅあっ、あ、も、イ…っくっ…」
「ん。僕も…限界。出していい?」
「出してぇ…っ…あっついのっ…!っあ!いくっ、…さーふぅ…ッ、ァ、っんアアッ!!」

******************************

「いつから居たんだよ…」
「さあ?いつからだったっけ?」
サーフが俺の頭を撫でる。

…実際に…サーフはこの部屋に…いるんだが…もう目を開けていい筈なのに、恥ずかしくてムリだ!

「いつまでも突っ伏してないで。シャワーもまだなんでしょう」
「ほ、ほっといてくれ…」
「ああ、お風呂なんか行かないでもう一回シたいの?」
「ば、ばかやろっ…!」
思わず顔を上げて叫んだら、サーフがすかさず顎を掴んでキスしてきた。
「やっと顔を見せてくれたね」
「う…そ、その…」
「ちゃんと僕を見て!」
サーフの声がちょっと険しくなって、俺は恐る恐るサーフの目を見た。
「妄想の中の僕の方が、ホンモノの僕よりイイのかなあ」
「ん、んなこと…」
「傷ついちゃったなあ。ヒートって実は僕とのSEXに不満タラタラだったんだ?」
「ちげーよ!…だ、だって、不満も何もっ…、さ、最近全然…」
やべ…俺何口走ってるんだ…っ!
「最近何だって?」
「し…してねえ…からっ…」
「まあ、ねえ…」
サーフは立ち上がって、何故かクローゼットを開けた。備え付けの引き出しから、何かを取り出して…俺に手渡す。
「あれだけ派手に乱れるのは嬉しいけど、虚実の見境がなくなるまで発情されると、行きずりの誰かに腰を振ってそうで心配でたまらないよ」
サーフが俺に渡したのは…いわゆる…バイブだった。紫色で、やたらとグロテスクな形のヤツだ。
「何で俺がこんなの!」
「指だと余計に火がつくんでしょう?僕が帰れない時でも、君が満足出来るように…」
「い、いやだ…!」
俺はバイブを突っ返して、勢いに任せて叫ぶ。
「どっちだって同じだろ…!お前じゃないんだし…っ!」
サーフは一瞬きょとんとした後、気持ち悪いくらい満面の笑みを浮かべた。
「うん、そうだねえ…。僕じゃ、ないものね」
ニヤニヤしながらサーフは俺に抱き付き、ベッドへ押し倒した。
「あんだよ!風呂入るんじゃなかったのか!」
「気分がよくなったから、別にいいよ。僕もヒートの匂いを満喫したいし」
「…すんのか」
「当然。今度は"僕"としてもらわないと、気がおさまらないよ」
「気分よくなったんじゃねえのか?」
「多少はね」
またサーフがキスしてくる。
目を閉じたら、今日はあけてなきゃダメ、と囁かれた。

文:gnax


■iuptymeizci -2012/05/16(Wed)13:45
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エロス汚題2「弱点」  
■タツキ  投稿日:2006/01/13 (Fri) 00:47

IMG_000025.png ( 51 KB / 450 x 400 pixels ) with Shi-cyan applet
絵:タツキ

今や時代はデジタライズ。かさばる上に劣化・消失の恐れがある過去の紙資料も、人海戦術によってデジタル化が進んでいる。企業はキーパンチャーを雇い、大学は学生をただ同然でこき使う。
しかし、過去のアナログ情報がいくらデジタライズされても、重要な資料を簡単に破棄する訳にはいかない。かくして、大学内の資料室には依然として紙の書類がうず高く積まれている。

******************************

「多少はリニューアルしたんだね、ここ。見やすくなった」
「圧迫感があって好きじゃない…」
大地震にも耐えられるという、天井と床のレールに支えられた丈夫なスチールラックは、上から下まで重そうなファイルや辞書で埋まっている。
「でも、前にあった古い戸棚じゃあ、何かあった時に倒れてきそうじゃない」
サーフは天井を見上げた。
「身長より上にモノがあるのが気に喰わねえ…。暗いし、どこにも空間がなくて、息苦しい」
ヒートはラックに備え付けてあるはしごを見遣る。
「スペースがないんだからしょうがないでしょう」
「全部捨てちまえばいいんだ。データそのものはディスクに残ってるんだから」
「君にしては珍しい事を言うね。何百年も前の古い書籍とか、画像だけスキャンしたら後は燃やしてしまってもいいって言うの?」
「それは…んなこたねえけど…。けど、わざわざペーパーにこだわるのはナンセンスだぜ?ボナッチ教授があそこで原本を全部見たいとか言い出すから、俺がこんな目に…」
「はいはい、だから荷物運びに僕も来てあげてるじゃない」
「あいつぜってーパソコンの使い方知らねえだけだ。こないだマウス逆に掴んでたの見たしな。マジでうぜえ…。今時あんなんで金が貰えるのは教授業ぐらいだな。マトモに社会に出た事がないから強気なんだろ」
「彼の事はよく知らないけれど、病院勤めの一つでもすれば、マウスくらい嫌でも使えそうなものだけどなあ…」
「もう結構老人だからな。昔使ってても忘れてるのかもしれねえ。…うぜえ…!」
「まあまあ。人間誰しも苦手分野ってあるじゃない」
「学業を仕事にしてるヤツなら自分の事ぐらい自分でやってもいいだろ!」
「仕事とは関係ないよ。狭いところが嫌いだったり、高いところが嫌いだったりするみたいに、機械が苦手って人もいるかもしれないし」
「恐怖症かよ。ありえねえ。パソコンなんて努力次第で克服出来る分野だろ。慣れればどうってことない」
「向き不向きは誰にでもある。ヒートだって、この部屋から圧迫感を感じるんだろう?軽い閉所恐怖症かもしれないし」
「おい、人を勝手に判断すんな!」
「じゃあ、僕は君をここに置いて帰っちゃっていいの…?」
「…ぐっ」
ヒートは辺りを見回した。棚と棚の間は人二人通るのがやっと。棚の上下に隙間がないため照明の効果があまりなく薄暗い。太陽光から資料を守るために窓はなく、冷たくてかび臭い空気が充満している。
「鍵、僕が持ってるんだよなあー。外から閉めちゃおうかなあー」
「っ、サー…」
サーフの予想以上にショックは強く、ヒートはその場で硬直してしまった。
「嘘だよ。ごめん、結構怖かったかな」
サーフは笑って、ヒートの震える肩を抱き寄せる。
「…べ、べつに…」
いつもは『こんな所で引っ付くな』と跳ね返すヒートが、何のアクションも起こさない。
うっかり人の恐怖のツボを突いてしまった事に、多少軽率だったかとサーフは苦笑した。
「こういう部屋、嫌い…?」
怯える唇にちゅっと口付けて問う。
「スキってヤツはいねえと思うが…」
「見方を変えれば、ヒートは結構気に入ると思うよ」
そう言って笑うと、サーフはラックを見上げていたヒートの背後に回り、シャツの隙間から手を挿し込んだ。
「何しやが…!ひっ」
躊躇なくサーフの指がヒートの乳首を摘んだ。そのままごりごりと扱く。
「何故君が息苦しいと思うのか、教えてあげようか。この部屋の本達がみんな君を見てるからだよ」
「な?!…やめろよっ…!っやん…っ!!」
「いい声。結構響くね、この部屋」
サーフに指摘され、ヒートは慌てて自分の口を押さえた。
「んなトコでっ…やだ…ぁ」
拒否する声の語尾が、力なく掠れてくる。
「相変わらずここ弱いなあ。…でも、慣れたらどうってことない、よね?」
耳元で、サーフが心底楽しそうな声で言った。
「っかやろ…そ、それとこれとは…っ」
「こうやって毎日触ってあげたら、いつかは克服出来るかもしれないし?」
「っは…やっ…」
膝の力が抜けそうになる。身体を支えようとラックへ手を伸ばすと、待っていたかのようにサーフがシャツを大きく捲った。
火照った乳首がひんやりとした空気に触れる。
「ひゃ、う…っ…つ、つめた…いっ…」
「こんなに真っ赤に腫らしちゃって。まだしごき足りないのかなあ」
「ヤ、ダぁあっ…っあっ…そ、そこだめ…ぇ…」
「鍛えてあげてるのに」
「…そ、そんなっ…あッ…」
掴んでいるラックのレール部分がガタガタと揺れた。今床にへたり込んだら、サーフの思う壺だろう。
「今日はなかなかしぶといね」
「だっ…だって…こ、んなトコ…でっ…」
「へえ、場所を気にする余裕があるんだ」
サーフは鼻で笑い、そびえ立つ何列ものラックを見上げた。
『飲食禁止』
『水分厳禁』
色落ちの激しい注意書きが、額に入ってラックの側面に吊るされている。
「ああ…。なんだ、そういう事か」
「な、サーフ…なんだ…よ…っ」
「何も気にしなくていいよ」
震えるヒートのジッパーを片手で下ろし、サーフは自分のパンツのポケットへ手を突っ込んだ。
ヒートが身体を捩ると、サーフが何かを口に持って行き、歯でそれを齧るのが見えた。
「何食ってるんだ?」
「食べるんじゃないよ。…まさか知らないとか言わないよね」
何か濡れたものがペニスの先にぬるりと当たる。僅かな圧迫感のあるそれは…ゴムだった。歯でパッケージを破いていたらしい。
「何してんだ!」
「大事な書類にかけちゃうのは確かにマズいよね、うん」
「ちょっ…ヤるの前提で話してんなよっ…バカ…ッ」
「あれ?…僕は君をイかせたらそれで良かったんだけど。挿入れちゃってもいいんだ?まあ、僕の出す分は君が頑張って全部吸い上げてくれれば床も汚れないから、いっか」
「え、や、…サーフ!…ん…ン…ッ!」
耳を甘噛みされて、ヒートの声が裏返った。
くるくるとゴムをヒートのペニスに被せながら、サーフは自分の前を緩める。
「後から強請られるよりは、今挿入れた方がいいものね」
ヒートの穿いていたパンツと下着を足首まで落とすと、サーフはそれらから足を抜くようヒートに迫った。
「直立不動じゃ、狭くて入れづらい。足を開いて欲しいなあ」
「く、ふっ…」
羞恥心よりも欲情が勝ったのか、ヒートはおずおずと服を脱ぎ、尻をサーフへ突き出す。サーフは満足げに頷いた。
「いい子。柔らかくほぐれてるよ。…すぐ挿入れてあげる」
両手でラックに掴まっただけの、不安定なヒートの身体の背中を抱き締め、サーフは自身の肉棒を濡れたアヌスへ挿し込んだ。
「ひぁ、あ、うっ…」
「口押さえなくていいの?」
「ああっ、ア、ひぁっ…」
「…聞いてないね。ま、いいか」
「ぁ、あっ…そ、こイイ…っ…」
「胸触っただけなのに、随分キてるみたいじゃない?やっぱりヒート、この部屋スキなんだ」
「は、あっ…そこぉ…もっとっ…さーふぅ…」
サーフの動きに合わせて深くペニスを咥え込もうと、ヒートの腰が揺れる。
「一番奥で出してあげようか…。ヒート、スキでしょう?奥に出されるの」
「は、ぅっ…んっ、おく…すきぃ…」
「じゃあ奥で出してあげるから、一滴も漏らしちゃダメだよ。部屋が汚れちゃうからね…」
「…サーフ…ッ…やん、だして…っ…はや、くぅ…っ」

******************************

「ほら、きちんと立って。早退するにしても、この資料は持っていかないと」
「も…やだ…あ…力入らねえ…よっ…」
腰の辺りを意識した、妙な体勢でファイルを抱えたヒートが、掠れた声を上げる。
「殆ど僕が持ってあげてるじゃない。重いよ。早く教授室まで行こう」
「だって…っ…っく…ち、力が…」
「力むと僕のが出て来ちゃうよ」
分厚い資料の束を腕一杯に抱えて、サーフは言い放った。
「だ…だからなおさら入らねえって言ってるだろっ…」
「しょうがないなあ。そのファイル、僕の持ってるヤツの一番上に重ねて」
「…ん。ほら」
「うわ、重い!」
「荷物持ちに来たんだろ!」
ヒートは資料室の扉を開けて、よろよろとするサーフが廊下へ出るのを待った。
「非肉体派なんだから、限界って物があるんだけどねえ…」
「…鍛えればいいんじゃねえ?」
フン、と鼻を鳴らして、ヒートが言い放つ。
「…ヒートにしちゃ、いい意見だ…」
サーフは小さく溜息をついた。

文:gnax

NAME: MESSAGE:

エロス汚題1「深く」  
■タツキ  投稿日:2006/01/04 (Wed) 01:08

IMG_000005.png ( 64 KB / 450 x 400 pixels )
絵:タツキ

「ひゃうっ…」
収縮するアヌスに指を突っ込んで、ごりごりとペニスの裏側を刺激したら、いつものようにヒートは身体を震わせてイってしまった。
"ココが気持ちイイんだよ"と僕がきっちり言葉と行動で教え込んだせいで、そこさえ触れば何度でもイける身体になっちゃったみたい。射精した直後でも、何回も出した後でも、前立腺なら出さずにイけるから(実際、立たせなくてもイく。だからヒートは淫乱なんだ)、ヒートはこの場所がお気に入りみたいだ。僕自身も、ヒートのナニの具合を気にせずに何度でもヒートのイイ顔を見られるから嬉しい。指の届く範囲だけで悦んでもらえるから、外にいる時でも、気が向いたらすぐに苛められるしね。

…でも、指一本でそこまで派手にイかれると、それはそれで不満もある。

「ヒートって、ほんっと指挿入れられるのスキだよね」
「あう…っ、あ、も…っ、あっ!」
一度イって敏感になっているそこを一層強く押し込むと、僕にしがみ付く腕がびくっと跳ねる。
「そんなに気持ちいいなら、わざわざ痛い思いをして太いの挿入れる必要ないなあ」
「…っ!…な…っ」
「ほら、もうこんなに気持ちいい」
「い、ああっ…!」
指をぎゅっと締め付けて、ヒートがまた上り詰める。出してイくのはお預けだ。
「もっとイきたい?ヒート」
「やんっ…。サーフのっ…サーフのがいいっ…」
「僕の?指挿入ってるけど」
「ち、ちがうぅっ…」
ヒートの足が僕の腰に絡んできた。…うーん、騎乗位ならともかく、この体勢じゃ、不器用なヒートが頑張って自分から動いても挿入りそうにないけど。
「や、ぁ…っ。サーフっ…さ、ふっ…欲しいぃ・・・」
僕とシーツの間で身悶えるヒートは、可哀想に、素股よろしく自分のペニスを僕のものに擦り付けるしかない。これはこれでイイ感じだ。
「ナニが欲しいの?」
「さ、さーふ…のっ…」
「それじゃあ判らないなあ…この前教えてあげたのにもう忘れたの」
「っう…さーふ、の…おちんちんが…ほしいぃ…」
ヒートの全身が真っ赤に染まって、伏せた瞼の端から溢れた涙がシーツを濡らした。
全く、自分にも付いてるのに、幼児語如きで何が恥ずかしいんだか。
「今度からはきちんと言うんだよ」
「はぅ…っ、っ、はやくっ…」
開きっぱなしの口に舌を突っ込みながら腰を落とす。やたらと熱くなった粘膜が、熱い湯のように僕のものを包み込む。
「ふ、ぁああ…」
ヒートがイく時の顔は凄く好きなんだけど、挿入れた瞬間の顔も捨てがたい。強張ってるようにも見えるし、やっと挿入してもらえて安堵感も見えるような…一言では言い表せないイイ表情をしている。
「あっ…あぅっ…、サーフ、ぅ…っ!」
亀頭で前立腺を擦り付けると、ヒートが恍惚とした表情になった。
「気持ちイイ…?」
「ひ、あっ、イイ…ッ…い、も…いっく…」
「まだダメ。ココも気持ちイイのは判るけど、他にもイイ処はあるんだよ。身体も十分ほぐれてるから、今日はそれを覚えて帰ってね」
「…っ?…や、サーフ…う、うごいてっ…」
動きを止めたら、ヒートの腰がもぞもぞし始めた。
「いいよ、いっぱい動いてあげる」
腰をぐっと引いて、一気に最奥まで突き上げる。ぬるぬるになった粘膜が圧力を増して絡み付いてきた。
「ヒ、ァアアアアッ!?」
ヒートの喉が裏返った声を上げる。
「根元まで挿入れるとこんなに奥まで行くんだよ?初めてでしょ、ここまで挿入れられるの」
「ヒ、ッ…!ッはァ…ッ!」
今にも白目をむいて失神するんじゃないかってくらいにガクガク痙攣してる。刃物で刺された訳でもあるまいし、いちいち反応が激しいなあ。
痛みを微塵も感じていないのは、溢れてくる白っぽい先走りとヒートの顔で十分判った。
「こうやって、ヒートのイイ処…全部奥まで押し込んであげるんだよ。イイでしょう?」
「ひぁ…さ、ふッ…お、奥だめっ、だめぇっ…!」
「ん…やめる?」
「…あぅ…や、やだっ…して…」
「こうするの、イヤなの?」
僕が問い掛けると、ぶるぶる首を横に振る。
「…いい…よぉ…っ…」
「なら素直に言いなさい」
「イイ…きもちいいっ…さーふ…ッ」
「どうされるのが気持ちイイの?」
「あんっ…お、奥…いいっ…!サーフのっ…おへそ…まで…っ…きて、るっ…」
「いやだなあ、そこまで凶悪じゃないと思ってたんだけど。…じゃあ、最後にもっと深いとこまで突いてあげる」
僕はヒートの太股を高く持ち上げて、前立腺を押し上げながらずぶずぶと突き立てた。
「ヒ…ッ!やあっ…ふあ、ふかぁ…あっ!、い、くッ!!」
きゅうっと内壁が窄まって、僕が放ったザーメンが吸い上げられる。同時にヒートも射精して、だらしないイキ顔の上に白いものがどろっと散った。

文:gnax

NAME: MESSAGE:

汚題3「撫で撫で」  
■タツキ  投稿日:2006/01/04 (Wed) 01:06

IMG_000004.png ( 30 KB / 450 x 400 pixels )
僅かな人の気配を感じて、サーフは目を覚ました。

見慣れたはずの自室のベッドルームの天井…だが、それと認識するまで暫くかかった。視界がぼやけてるのはおそらく高熱の所為。
意識の浮上と共に押し寄せる鈍い頭痛に、サーフは顔をしかめた。その僅かな呼吸の乱れを感じたのか、気配の主が声をかける。

「起きたのか、サーフ」

返事を待たずにひんやりとした手のひらがサーフの額に押し付けられた。続いて首筋に。脈を確認しているのだろう。

「熱、だいぶあるな。辛いか?吐き気とかは?」

まるで医者の診察のような口調で、ヒートが問う。
緩慢に首を振ると手のひらが離れた。触れられた箇所が、ジンジンと熱が広がるように痺れている。

「吐き気がないなら、何か食べた方がいいな」
「…食欲がない」
「無理しても食わなきゃダメだ」

咎めるように自分を見下ろすヒートと目が合う。
いつもの怒ったようなぶっきらぼうな態度と似ているが、瞳がいたわりに満ちているのが分かる。理解できない悪寒に似た戦慄が、サーフを酷く落ち着かない気分にさせた。

…そういえば、ヒートは午後の講議をどうしたのだろう。普段ならまだ講議を受けている時間だ。
おまけに彼は講議の後も医科大の資料室だの、大学の図書館だのに居座っては自主勉学に励むのが日課だったはずである。

サーフの怪訝そうな視線を理解したのか、ヒートが慌てたように口を開いた。

「い…院のヤツから、お前が熱出してぶっ倒れたって聞いて…ちょっと気になったんだよっ。案の定来てみればお前はカギもかけねえで寝込んでるし…メシも食ってねえって言うし、どうせ薬も飲んでないんだろ?放っておいたら寝覚め悪いし…ってなに笑ってんだよっ」

自分に言い訳をするようなヒートの言葉が可笑しくて、自然と笑みが零れてくる。
不思議な心地よさ、安堵感。他者からこんな感情を覚えるなんて、今までの自分では考えられないことだった。
…まるで地に堕ちるような戦慄。

サーフは軽く頭を振る。
こんな感情はきっと体調が悪いからだ。
熱を出したり、苦しんでいる時、人は「誰でも良いから縋りたい」という心理が働くものだ。
そう、自分もそんな心理状態になっているだけだ―――。

「オートミールなら食えるだろ?今作ってやるから…」

傍らを離れようとするヒートの手首を、とっさに掴む。

「いらない…それより、このまま…」
「…?」

掴んだ彼の手を火照る頬へあてる。

「ちょっとだけでいいから…このままで…」
「サーフ…?」

怪訝そうな声。だがヒートは手を振り解くことはなかった。手のひらが優しく頬を撫でている。
その心地よさから、サーフは再び意識を眠りの淵へと落とした。

絵、文:タツキ

NAME: MESSAGE:

汚題2「寝起き」  
■タツキ  投稿日:2006/01/04 (Wed) 01:03

IMG_000002.png ( 20 KB / 450 x 400 pixels )
ヒ「遅いぞ、飯が冷めちまうだろ!今トースト焼いてやるからさっさと顔洗ってこい!」
サ「…ヒート」
ヒ「あんだよ、コーヒーもちゃんと煎れておいたぞ」
サ「その格好は朝っぱらから誘ってるのか、ウケ狙いのボケなのか、それとも天然か?」
ヒ「はあ?意味わかんねえよ」
サ「…天然なんだな…(ため息)」
ヒ「寝ぼけてんのかお前?いいから早く飯食え!あ、野菜は残すなよ!」
サ「…とりあえず朝食の後に食べたい物が出来たよ」

絵、文:タツキ

NAME: MESSAGE:

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